社長挨拶・企業理念

  奉仕の精神

  感謝・博愛・自己成長

  創造と信頼

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21世紀の最初の10年は、グローバル化が定着した10年でした。
今後の10年も ” ヒト・モノ・カネ ” の地球規模での稼働は加速度的に進行し、各国間の経済競争と資源獲得競争は一層激化し、それに伴って生態系が破壊され地球環境の悪化も進行していくと思われます。地球を守ることは、全世界が共有すべき人類の課題です。

その課題を解決する第一歩は、次の3つのことから始めることではないかと考えます。

『 限りある資源を大切にすること 』

『 作ったものを大切に使うこと 』

『 廃棄されるものを限りなく多く再利用すること 』

以上の3つの視点から見ると、21世紀は、正に「すべての素材のもつ価値をゼロから見直しもう一度付加価値化することではないか」と考えます。

当社は創業以来、物質の微粒化に関わる技術開発を行ってまいりました。キャビテーションによるエネルギーにいち早く着目し、同じ圧力下でもっとも効率よくこれを発生させ微粒化させる技術です。およそ30年におよぶ研究開発を通して、多数のノウハウと特許を取得し製品化してまいりました。また、国内協力企業への技術供与も積極的に行いナノマイザー技術の普及に努めてまいりました結果、高圧湿式微粒化装置は、広く、産業界における数多くのお客様にご採用頂き、この市場も徐々に成熟しつつあると考えております。

現在、当社は新たな取り組みを進めております。一つはより微粒化が可能な次世代ナノマイザー技術の開発であり、ナノマイザー技術を駆使した新燃料(ナノエマルジョン燃料、植物油燃料)及び新燃料製造装置の開発であります。このうちナノエマルジョン燃料は既に実用化段階に至っており、環境に優しい新燃料としてCO2、NOX、PM、スモーク等の削減を可能にすると同時に、燃費向上による燃料コストの削減を可能にします。今後大型船舶、工業炉、ボイラー、発電機等のエコ燃料としてグローバルな普及を推進し、地球環境の改善を図る事業として展開をしてまいります。

より高度な微粒化を可能とするナノマイザー技術は多くの企業様の様々な分野での活用が見込まれます。当社は高圧湿式微粒化装置の先駆者であるとの自負を持ちつつ今後も業界をリードしていきたいと考えております。また更なる研究開発を通じて、環境サイエンス技術としてのナノテクノロジーの視点から限りある資源の有効利用を考え、地球環境の改善を通して社会への貢献を行ってまいります。


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